計測・診断
コンクリート内部調査
1. X線等の放射線が物体を透過する原理を利用し、コンクリート壁、床等を透過後の放射線をフィルムに写して、内部鉄筋の配筋状態や、電気配線管等の有無を調査します。
   ■コンクリート厚:150mm
   ■電配管等:なし
配管側面の内部流体による孔食(側視観察)
ビル改築の水道管新規引込みに伴う、RCコア抜部のフィルム
連絡管内部の孔食(直視観察)
ビル改築に伴う、コンクリートの圧縮強度及び中性化試験のためのコア抜き箇所をフィルムの配筋状況より確認し決定。

2. 電磁波レーダー法(RCレーダー)による、コンクリート内配筋調査。
【原理】 幅の極めて短いパルス上の電磁波を、アンテナからコンクリート歩油面に向けて放射されると、その電磁波がコンクリートと電気的性質の異なる鉄筋、空洞等との境界面で反射され、再びコンクリート表面に出て受診アンテナに受診されます。
この送信から受診にいたるまでの時間(T)から、反射物体までの距離(D)を検出します。

「D=V×T/2」 V:コンクリート中の電磁波の速度

主筋:12−D29 5本
フープ:D13@100

約100mmの配置